
「右から二番目の・・・」「下から三番目の・・・」「三人姉妹の二番目」など、日常的によく使われる順番の表現。また、「彼女は一番背が高い」「大阪は日本で二番目の大都市だ」のように、何かと比較した順位の表現。あなたは、英語で言えますか?
実は、表現の仕方を覚えてしまえば意外と簡単。自信を持って言えるようになりましょう!
短時間でも覚えられるように、できるだけ簡単&コンパクトにまとめてみましたよ!
一番~だ、~番目に~だ、と言いたいとき(比較)
何かと比べて「一番~だ」「~番目に~だ」と言いたいときは、最上級を使います。何かとの比較ではない、単なる順番を表す「一番目、二番目・・・」については後述します。
一番~だ
英語の最上級を使えば、「一番~だ/最も~だ」を表すことができますね。
最上級にするには、形容詞・副詞に-estをつけるか、長い単語の場合はmostを前につけます。
- She is the tallest in our class.(彼女はクラスで一番背が高い)
- This book is the most famous of the ten.(この本は、10冊の中で一番有名です)
「~の中で」は、in+場所・グループ(in the room, in the universityなど)、of+数・代名詞(of the three, of allなど)のパターンがよく見られます。
~番目に~だ(二番目以降)
「~番目に~だ」、たとえば二番目に大きい、というときは下の例文のようになります。アーラ簡単、最上級に序数を加えるだけですよ。
- Osaka is the second largest city in Japan.(大阪は日本で二番目の大都市です)
- This is my second favorite book.(これは私が二番目に好きな本です)
同じように、三番目、四番目、五番目・・・とするときは、序数 the third (fourth, fifth,…)を使います。
- Nagoya is the third largest city in Japan.(名古屋は日本で三番目の大都市です)
~序数についてはこちらもどうぞ~
英語で日付はどう表記する?英語のカバーレターの書き方もこれで完璧!
一番上、などの順番を表すとき(位置)
何かとの比較ではない、単なる順番(位置)を表します。
一番上だ
- It’s on the top shelf.(それは一番上の棚にある)
*「一番」を強調するためにvery top shelfという言い方をすることもあります。
一番下だ
- It’s in the bottom drawer.(それは一番下の引出しに入っています)
- It’s at the bottom of the fridge.(冷蔵庫の一番下にあります)
一番下は、bottom(バタム)という単語が使えますよ。
一番右(左)だ
- The person at the very right is me.(一番右が私です)far rightという言い方もします。
- I’m on the very left and my sister is in the middle.(私は一番左で、姉は真ん中です)
「一番~」を、the veryを使って表しています。写真を見ながら説明するときに使えますね!
一番奥だ
- It’s the room at the very back.(それは一番奥の部屋です)
- It’s at the very back.(一番奥にあります)
~番目だ(二番目以降)
順番を表すので、三番目、四番目、五番目・・・とするときは、the third (fourth, fifth,…)のように序数を使います。
- The second book from the right.(右から二番目の本)
- The books are on the third shelf from the top.(本は上から三段目の棚に置いてあります)
- I’m the second (daughter) of three sisters.(私は三姉妹の二番目です)
- We’re fifth in line.(私たちの順番は五番目です)(順番待ちをしていて)
- Turn left at the second traffic light.(二番目の信号を左折してください)
「~から」と起点を表すときは、
右(左)から:from the right (left)、上(下)から:from the top (bottom)、奥から:from the back、を使いますよ!
まとめ
何かとの比較で「一番~だ」「二番目に~だ」と言いたいときは、最上級を使います。
位置などの順番を表したいときは、序数を使って表しますが、そのときに、「右から」「上から」などと起点を表したいときは、from the right / left / top / bottom/ back を加えるだけで表現できます。
このくらいを頭に入れておけば、だいたいのことが言えますね。
~ものの数え方についてはこちら~
[最頻出!] 日本語と大きく違う「ものの数え方」を身につけよう
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