r と l の発音や聞き取りはどうやったらできるようになる?

r と l の聞き取りや発音は、日本人にはとても難しいと言われています。日本語には、r と l の音はありませんからね。r と l を頑張って日本語で表記しようとするとどちらも「ラ」となってしまうので、同じような音だと思っている日本人が多いんです。

私も最初は違いが全然わからなくて、聞き取れるようになる気がしませんでした。何度も繰り返し聞いていればそのうち聞こえるようになるかな?と思っていましたが、それは大きな間違いでした。

たぶん、ただ音を繰り返し聞いていただけでは、いつまでたってもどうやって発音をしたらいいのかわからなかったと思います。じゃあ、どうしたか?

私が r と l を聞き取れるようになるためにしたこと

r と l を聞き取れるようになるために私がしたことは、ネイティブスピーカーの口元をよ~~く観察すること。来る日も来る日も、口元を観察し続けました。するとある日、急に気づいたんです。もうね、舌や唇の形・動き方が全然違うんです!

実際に見て発見すると、その違いをしっかり理解できます。理解できたら、後は同じようにまねをするだけ。何かの弟子が、師匠の技を見ながらコツを盗んで覚えていく感じに似ているかもしれません。笑

発音の仕方を解説した本を読んでみる

しかーし!ネイティブが近くにいる恵まれた環境にいる人はごくわずか。なかなかネイティブの話している口元を観察できない人が多いと思います。

そういう人は、発音の仕方を説明している本などを読んでみるのもいいかもしれません。

たとえば、『オバケの英語』明川哲也・クレイグ ステファン著 宝島社。

一部抜粋します。

「ちくわの穴をつぶすイメージで唇をつぼめ、その反動で開く。この比較的長い時間にわたってウーと発音するのが w。日本語のウに近く、のどの奥で一瞬発声するのが u。そして、w に近い唇のイメージ、すなわち、ちくわの穴を半分だけつぶして、舌を後ろにそらせたまま声を出すのが、なんと、r の発音なのだよ」

「えっ、わ、な、すげえ、本当ですか」

「まさにここがポイントなんだ。唇のイメージという点では、w と r は恋人どうしみたいなものなんだよ。l とはなんの関係もないんだ」

(途中省略)

「だとすれば、小骨で l の発音の実感を得られるのは、キミが最後の世代かもしれないなあ。いいかい。前歯の中央、歯と歯の間に小骨を差し込むんだ」

「ああ、なんかそれって嫌な感じですねえ。歯の間に小骨挟まっちゃったみたいって、人がいらいらした時に言うたとえですよ」

 僕は顔をしかめながらそれをやってみた。上の前歯のど真ん中、歯と歯の隙間に小骨を差し込む。小骨は前歯の間から少し飛び出している。ちょっと嫌な感じがして、隙間から飛び出たその端っこを舌で触ってしまう。

「そう、それが l の口の形だよ」

「えっ、だって、舌先は歯と歯の間から出ちゃってますよ。前歯の裏側に舌先をくっつけるのが l なんじゃないんですか」

「発音は大袈裟にやること。これが鉄則。ネーティブのアメリカ人だって、l の発音をする時はまるで th を発音するかのように舌を飛び出させる人がいる。

歯と歯の間に挟まった小骨を舌先で触ること。これぐらいでちょうどいい l になる。しかもその時に大事なことは、口の中央を塞ぐ舌によって咽から上がってくる気流が二つに分かれて漏れる、ということなんだ」

「何ですって?」

「r と l の決定的な違い。それは気流が二つに分かれる場所が口の奥なのか、口の先なのかという違いなんだ。よくよく注意して聞けば、l は舌先で二つに分かれた気流の出る音が混じっている。テープでは分かりにくくても、実際にしゃべっている人を見ればそれは体感できるはずなんだ。さあ、小骨が気になる舌の動きを大袈裟に取り入れ、舌先の両側から空気を漏らしながら、エルと言ってごらん」

どうですか?何となく伝わりましたか?

r と l は、舌先の意識が前にあるか、奥にあるかの違いがあります。ざっくり言ってしまうと、r は、ウと発音するつもりで口をすぼめ、舌をのどの奥で丸める。”ra”の発音だったら「ゥラ」と、ラにほんのちょっとウのテイストが乗っかっている感じになります。

そして l は、前歯に挟まった小骨を触る感じ。つまり、”la”だったら、舌でそっと前歯の裏を触りながら「ラ」と発音するんです。この本にも書いてありましたが、本当に l の発音のときに舌が飛び出している人に私も会ったことがあります。前歯の裏を触る感じがよくわからなかったら、舌をちょっと飛び出させて発音してみてもいいかもしれません。この l の発音がきちんとできると、ずいぶん英語らしい発音になってきますよ。

まとめ

舌の位置を確認しながら実際にやってみると、その違いがわかると思います。本来の音が出せるようになったら、あとは繰り返し練習して口になじませるだけ。しばらくすると r や l を見ただけで、反射的に舌が動くようになります。笑

そして、発音ができるようになると、自然とリスニングでも違いがわかるようになるんですよ!

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