英語を習得するためには、英語の音声を聴く習慣をつけることが大切

聴覚とことばの習得との関係

子どもは、生まれたときからことばのシャワーを浴びて成長します。単語やら文法やらと、大人が一生懸命に教え込まなくても自然にことばを身につけていきますよね。ですので、生まれながら聴覚に障害を持っていると、ことばを習得するときに大変な苦労があるそうです。

聴覚障害のある人は、第一言語として手話を、日本在住なら第二言語として日本語を覚えないといけないわけですが、聴覚を使って学習できないため、さまざまな工夫をしながら日本語を身につけていかないといけないそうなんです。

人間が言葉を習得するとき、聴覚は想像以上に大切な役割を果たしている。 たとえば、赤ん坊が「ママ」という言葉を母親のことだと認識するには、およそ6000回のやりとりが必要といわれている。人間は「見て、聞く」という行為を繰り返して、言葉とその意味を身につけていく。

聴覚に障害があると、音声情報と視覚情報を一致させることが難しいため、言葉の習得が遅れがちだ。聴覚障害があると、目の前にある物の役割や特徴は理解できても、それを指し示す名称を覚えるのに努力を要する。音声言語の概念を習得する2~3歳の時期までに聞こえなくなった場合には、言葉を獲得するのに大変な困難を伴うといわれている。

このように、聴覚と言葉の習得は密接な関係にあるため、聴覚に障害がある場合は、言葉を学ぶための特別な機会を設けることが必要とされる。

聴覚障害者が言葉を習得するとき、もっとも難しいのが助詞の「てにをは」だといわれる。先に述べた日本手話では、「私」「学校」「行く」という3つの単語の繋ぎあわせで表現が成立する。この助詞の活用は、口話法を覚えたとしてもなかなか理解が難しく、聴覚障害者の児童は「私を、学校は、行く」のように誤った文法で話してしまう場合がある。

ATARIMAE PROJECT 「おしえて!障害のこと」第2回 聴覚障害より抜粋

このように、聴覚に障害のある人は日本語を習得する際に大変な努力をしなければならないということが、世間ではほとんど知られていません。目が見えているんだから、日本語を読んで理解できるのが当然だと思っている人が多いようですが、本当は違うんです!日本語が使えるということは、それまでの地道な努力があるんですよ。

英語の音声を聞くことの重要性

今回、なぜこのようなことを書いたかというと、英語の音声を聞いているときに、ふと思ったんです。聴覚に障害のある人は、単語とか文章を覚えるのは大変だろうなって。で、どうやってことばを身につけるのか調べてみたら、とてつもない苦労をしているんだということが分かったわけです。

読み方の分からない言語って、覚えるのが難しいと思いませんか?少なくとも私には、単なる記号が並んでいるようにしか見えないので覚えられません。それを視覚だけで一から学ぶって、想像を絶する作業ではないでしょうか。

英語を聞く時間=英語力

第二言語である英語を身につけたいとき、聴覚を利用できるなら利用しない手はありません。最近は「英語を聞く時間=英語力」だと思うようになりました。子どもの頃に聞くことばのシャワーというわけにはいきませんが、一日にどのくらいの時間、英語を聞いていますか?

家族や職場など、日本語を話さないといけない場面ではしょうがないですが、それ以外はずっと英語を聞いているくらいじゃないと、英語の上達はなかなか難しいかもしれません。ダラダラとテレビを観たりスマホをいじっているのなら、その時間を英語を聞く時間にしてみてください。ある程度の長さのものを繰り返し聞くんです。「この内容のことが自分でも話せるようになったらいいな~」と思う身近な題材を選ぶのも大切。

このときに重要なのは、英語のスクリプトを確認できる状態にしておくこと。分からない音を聞き流していても意味はありませんからね。それから、必ず日本語でも意味を把握しておきます。耳が慣れたら、一緒に口に出してみるともっといいです。シャドーイングですね。

シャドーイングの効果

念のためシャドーイングの説明をしておきますが、シャドーイングとは、聞こえた英文をそのままシャドー(影)のように少し遅れて声に出すことです。

聞こえた音声のまねをすることで、発音や抑揚がナチュラルな英語に近くなりますし、英語に大事な「単語と単語とのつなぎ」もなめらかに、流暢に話せるようになってきます。

シャドーイングは、別に机に向かってやらなくてもいいんです。なんなら寝転がってやることもできるので(笑)、気楽~に!続けることが大事なんですから。

まとめ

小さな子どもが一つのことばを認識するまでに6000回のやりとりが必要だと言われているそうですが、大人がそこまで回数を重ねるのはちょっと時間的に難しいですよね。でも、大人は子どもにはない知能があります。回数ではかないませんが、さまざまな工夫でそれをカバーできるハズ。

自分の英語レベルのちょっと上くらいのものを教材として使うのが一番効果的です。今は研究された優れた教材もたくさんあるので、それを使って効率的に身につけるのも一つの選択肢ですね。ま、何でも実際に使ってみて自分に合うものを見つけてください!

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